冬の題材を書いてみる(2分で読める。)
冬の題材を書いてみる
今回は、書道超初心者しなもんの挑戦。「書道を習わせたいけど、なかなかそうはいかない。」「習わせるつもりはない。」( ̄0 ̄;)ということありませんか?教えるとき感じたことに少しずつ触れています。
題材を選ぶ
題材を選ぶとき、書く本人に読める字の中から選ばせた方が書き上げることができると思います。選択肢は少ない方が選びやすいでしょう。
でも、意味がわからない読めない字を書くことになったら、どう思いますか?
読めない字を選んだとしても、わかればいいのです。読み方や意味を調べたりしてイメージできると効果がありますね。絵や写真を参考にしてもよいと思います。
筆者撮影「ブルーブラッドムーン」
画質は良くないですが、寒空の下で頑張りました。(^^)v月に2度ある満月と皆既月食が重なりましたね。とても珍しいことです。
「ふゆ」を書く
さて、題材は沢山ありますが、しなもんの冬の題材が「ふゆ」そのままですね。「なんやねん。何のひねりもない。おもろない。」そんな声が聞こえた気がする。(;´∀`)
ひらがなは、曲線があるので画数の少ない漢字より難しいと思います。
今回は、しなもんの練習。
1枚目。
恐る恐る筆を運んでいます。書き終えると、「どうせうまくかけないやいっ。」と仏頂面のしなもん。
「まだ、1枚目だよ。どうせできないって言わないよ。」( ̄^ ̄)と筆者。
次に手を後ろから添えて一緒に書いてみると、伝わってくるのですが、すごく力が入っているんです。そこまで、力を入れなくていいのにってくらい握りしめているのです。
「一人でできるから!」( ̄^ ̄)
しなもんは、素直に従うタイプではありません。プライドがめちゃくちゃ高い。(゜ロ゜;
練習開始20分後
離れていた「ふ」の3画目が自然になりました。「ゆ」もメリハリが出てきました。
まだ、完成形とはいえませんが、しなもんが「終わり」というので終わりです。
強制されないこと
私が不器用でも書道を何度も辞めても筆を持っているのは、テレビゲームと同様に強制されたことがないからだと思います。
写真素材 ぱくたそ
何となく練習していても上達はしないと思いますが、一方で強制的にビシバシしごいたらある程度は上手くなるのかもしれないけれど、文字を書く度に嫌な記憶が蘇り書くことが嫌になるかもしれません。
「あ!ひらがなもカタカナも書けなくて泣きながら居残りしてた。」(゜ロ゜;くやしいっていう気持ちと褒められたいっていう気持ちがあったのは確か。
「はやく!はやく!」と急かしていませんか?上手いということは、正しい文字を書いているのだから、その文字を知っている人なら誰にでも読めると思います。だから、上手く書こうというより、「正しく書こう」と意識をすれば自ずと上達するはずです。そして、速さは後からついてきます。
かつて、職場で新人の頃「書道を習った人は達筆すぎて読めないから、普通にしてくれる?」と言われ、当時、行書も草書も書かない私は「楷書で書けってことね。(^-^;」と思いながら笑顔でしたが、書道の先生に明かすと「達筆な人の文字は崩していても読めるんだ。」内容をうなずきながら言っていました。(^-^)
写真素材 ぱくたそ
何かヒントがあれば、幸いです。
次回は、卒業、別れ、旅立ちに向けて「贈る言葉」