そうだ!書道しよう

書道を何度止めても気づけば筆を持ってしまう不器用人間のブログ

そもそも寒い(1分で読める。)

今年の漢字は「北」でしたね。なるほど。ポジティブな意味だといいですね。(^-^;
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さて、「そもそも書道をする以前に寒い。今回は、寒い時期に、書道をする部屋の暖房について、筆者が、独自に考えてみました。

暖房

ストーブ

火事に注意。ストーブを使っているときは、半紙や新聞紙が引火しないように、距離や部屋に一緒にいる人に気を付けます。


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写真素材 ぱくたそ

そして、半紙が飛ばないように、文鎮を置いておくのも方法の1つですね。また、ストーブの上のやかんの熱湯と蒸気は、特に注意。特にやんちゃ盛りは、やかんから出る蒸気に手をかざしてみようとしたり、ストーブで書いた半紙を早く乾かそうとして、半紙が浮かぶのを発見するのです。兄弟がいる家や書道教室なら「本当だ。すごいすごい!」っ子どもが集まりだします。その中の一人が私でした。「楽しい。\(^o^)/」って、半紙が浮くのが面白くなるのです。一方、ストーブで急に乾かした半紙は、よれよれに波打ち、紙のしなやかさを失ったバキバキという音がします。

ヒーター

灯油式でも電気式でも火が見えなくても近づき過ぎは禁物。「変な臭いがする。」と部屋に居合わせた数人で周囲を探すと、パイプ椅子とヒーターの距離が近く椅子の下に置いたノートが入ったクリアケースを溶かしてしまった友人がいました。

エアコン

サーキュレーターや扇風機を併用すると空気が滞留し上下の温度差は均等になります。もちろん、送風口やサーキュレーターの風が直接、当たらないところが落ち着いて書けます。


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写真素材 ぱくたそ

床暖房

フローリングでも足元から暖かくていいですね。o(^o^)oでも、当然ですが、施工費は安いとは言えません。床暖房の上で、書道をしたことがないので、実際わかりません。m(__)m

電気カーペット

こちらも足元から暖かいので、リラックスするのに最適ですね。でも、下がフワフワして書きにくいと思います。墨が付いたら落ちないので、電気カーペットの上で書道をしたことがありません。

こたつ

何?雀卓(緑の)の方かって?フェルトの下敷きみたいな感触ですが、その面で書道したことがありません。(^-^;

こたつで、正しい姿勢で書こうとすると、正座が苦手なので膝立ちになります。体勢が辛いです。こたつに入れないというより、入りません。そして、こたつ布団が、引っ掛かって邪魔なので、布団をしない状態かスイッチを切って布団を中に入れています。

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写真素材 ぱくたそ

こたつみかんで、テレビを見ているうちに、うたた寝コースには、もってこい。(^-^)v

理想

 私の理想は、掃除の行き届いたエアコンが効いた部屋で、シンプルな学習机か会議用の脚がぐらつかない安定した長机ですね。そう、ぐらつかない。大事。φ(..)環境が快適であれば、よりよい書道の時間になりそうですね。(*^^*)

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あなたの理想の暖房は見つかりましたか?(^-^) 次回は、「書道なのに?」です。

今年の一文字(1分で読める)

師走。「猫の手も借りたいほど忙しいんだ!」という方、「明るい一文字」をさっと眺めてみては?また、毎年、清水寺で今年の世相を反映した漢字が書かれるのは有名ですね。昨年は「金」でした。

 
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写真素材 ぱくたそ

「かね」・・・・・・・。ではなくて、「きん」(^^)

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筆者の金の折り紙

明るい一文字

「金」「光」「輝」「来」「夢」「希」「望」「咲」「陽」「華」「結」「飛」「躍」「健」「笑」「福」「喜」「爽」「温」「上」「昇」「日」「幸」「宝」

思い付くまま連ねてみました。

流行語や世相から

今年の流行語や流行したと感じたものを独断と偏見で挙げてみました。

『倫』

「不倫」の話題は昨年から引き続いていますが、文化じゃないですよ。(^^)だって、不倫の先には明るい未来は見えませんもの。(*_*)

『億』

「35億!」盛り上がりますね。お笑いは潤滑油だと思うんです。やっぱり、ネタはご本人が一番いいです。o(^o^)o

『択』

「忖択」前からある言葉ですが、日常生活では新鮮に聞こえますね。国のリーダーが発する言葉は影響力があります。日常生活でも無理矢理使ってみた?(^^;)))

『卍』まんじ

「卍」「まじまんじ。」と言っている中・高校生に出会ったことがありません。きっと、SNS上だけ!?(゜ロ゜; 

『映』

「インスタ映え」老若男女、写真を手軽に気軽に撮れて加工できるし遊べるし、リアルタイムに共有できます。(^^)だからこそ、撮影マナーに気を付けて楽しみたいですね。

筆者自身は

『そうだ!書道をしよう』のこのブログは「続」です。開始から1年続きました。

「自己満足だって?(゜ロ゜;」

「あーあ、それをいっちゃあおしまいだ。┐('~`;)┌」
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行書です。「半紙を折らずに収納しなくては。」と気づきました。

これからも小心者のマイペースで続けていくでしょう。たぶん。(´Д`)そして、少しはお役に立てればと思います。今年のあなたの1文字は何ですか? 

なに?(゜ロ゜;寒いですって!?

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写真素材 ぱくたそ

次回は「そもそも寒い」です。

 

 

 

 

 

 

たかが千歳飴の袋(1分で読める。)

 七五三、必要ない?時間もお金も体力もない。やってもらってないから必要ない?そもそも習慣がない?ささやかでも心がこもっていれば、後悔しないですよ。(^^)

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写真素材 ぱくたそ

 さて、七五三らしさが出るアイテムといえば、「千歳飴」たかが袋、されど袋。袋くらい作ってしまおう!そして、ここでは紙にこだわってみます。

「寿」

「寿」という名の市松模様の紙。「寿」を下書きをした後にカッターで切り取り、最後にスティックのりで貼りました。

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小さく作れば、アルバムの飾りにも使えそうですね。(^^)

「千歳飴」

金箔がさりげなく入っている和紙。(* ̄ー ̄)どーしても、どーしても金箔入りにしたかった。(^_^)v

文字の大きさは、5㎝×5㎝を目安にして、柔らかさがある行書体。「飴」という字のバランスは修行が必要です。
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袋の和紙

出来上がり寸法は、縦40㎝×横12㎝、マチ2㎝
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自称弟子「しなもん」に協力してもらい、袋の和紙とリボンを選びました。(*^^*)洋装でも似合うように、レースリボンとフェルトとビーズで作った飾りをボンドでつけて完成。スカートが短いのが気になりますが、袋の長さは、あと5㎝短くても良かったと思います。f:id:rinkanoedojidai:20171113081332j:image

オリジナルの袋で七五三をしてみませんか?

次回は、「今年の一文字」です。

色紙に書いてみる(10秒から1分で読める)

色紙に書く(後編)

「七転び八起き」を色紙に書いた凛香です。(^^)/

完成
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器用じゃないから「上手くできたらラッキー。転んだら立てばいいんだよ。私。」ということで、転ぶ前提ですよ。(*´-`)「七転び八起き」にしました。味気がないのは否めませんが。

下書き

転ぶのは勇気いるよね。不器用だから、一発で書く勇気がない。(>_<)あーっ。勇気が欲しい。色紙って安くないから。間違っても「七転八倒」じゃない。(^_^;)と自身に言い聞かせて、鉛筆で書いてみました。濃く書くと鉛筆跡が見えてしまうし、溝できて墨が溜まってしまうんです。見えにくい。(;´д`)

筆で書く

なんてこったい。(;´д`)墨の気泡が割れて色紙に飛んでしまった。※(「墨か墨汁か」という記事があります。)だいたい、一発目にミスしてしまうんですよ。作品展やはがきなら即行で没ですよ。モー。
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写真素材 ぱくたそ

書き始めたら、最後まで一気に書き上げます。途中で筆を休めると筆跡が変わってしまいますから。書いたら完全に乾かし、最後は消ゴムで消します。

自称弟子しなもん「あー!黒板の横にありそう。(^∇^)」・・・・・・だよね。書体も書いてある言葉も侘び寂を感じる茶室にはなさそうです。(^_^;)
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写真素材 ぱくたそ

さて、筆や書体を変えたり文字の配分や大きさを変えるだけでも印象が変わってくると思います。また、雅号や雅印を入れると誰が書いたかわかりますね。
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写真素材 ぱくたそ

かきたくなりましたか?(^^)/

 

   

 

色紙に書いてみよう(1分で読める)

こんにちは。色紙に書くのは次回にします。m(__)mさて、一気に秋が深まりました。暴風や暴雨で行楽日和はどこへやらですが、芸術の秋。今回は色紙に書く前段階です。

色紙に書いてみる(前編)

色紙は、真っ白なものからイラストや写真がプリントされた用途別ものなど種類が豊富ですね。多目的で使える色紙を用意しました。(^^)100円ショップで購入。

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写真素材 筆者

なぜ書くか

書く目的ですね。これが決まれば、作品の題材やイメージが見えてくると思いませんか?

自己表現

インスピレーションや考え伝えたいことを客観的に見える形にする手段の1つだと思います。自己満足と言えばそうかもしれません。

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写真素材 ぱくたそ

作品展 

作品展に出品するなら、どのような作品展なのか趣旨と規定を把握します。

申し込み、締め切り、出品料、展覧会期、題材の内容、寸法、送料、送付方法、返却の有無など。細かい規定が苦手なら、頼れる人に読んでもらって説明してもらえるのがいいですね。

「せっかく作ったのに出せないっ(>_<)」となるのは、悲しいですね。

部屋に飾る

さて、部屋のどこに飾るのか?リビングですか?自分の部屋ですか?玄関ですか?インテリアにもなりますね。

表現方法は十人十色。個人で楽しむには、何でもよいと思いますが、書いたら捨てない限り残ります。ということは、自己表現でも誹謗中傷や公序良俗に反しないものが妥当だと思います。

プレゼントする

私は、寄せ書き以外を家族以外に色紙をプレゼントするのはハードルが高いと思います。

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写真素材 ぱくたそ

たとえ、渾身の一作であっても、くれぐれも、片想いや恋人に詩をプレゼントするのは避けた方が良さそうです。受け取っても、保管に困り、押し入れの奥に押し込められるか捨てられる可能性大です。(>_<)

「それでもいいんだ!」というあなたはどうぞ。あなたの意思で。

色紙ではなく、一言メッセージくらいのミニレターの方が伝わると思います。(^^)

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写真素材 ぱくたそ

とはいうもののちょっぴり背伸びをしてみたくなったり、アウトロウな表現に憧れたりした時期がありました。・・・・・・。(・・;)

 すごく真面目なのが苦手なんですよ。(*_*)
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写真素材 ぱくたそ

何をどう書くか?作品ができたらどうしたいですか? 

次回は「色紙に書いてみる(後編)」 

 

   

 

水書道(約1分で読める)

こんにちは。苦手ができるようになると嬉しいと思いませんか?(^ー^)

今回は水書道

苦手な部分を新聞紙が真っ黒になるまで練習したのが懐かしいです。今も新聞紙使いますよ。でも、黒すぎて見えにくくなります。(^_^;)

そんなとき、墨汁や半紙より、準備も後片付けも楽な水書道はいかがでしょうか?

用意するもの

写真の専用紙は、大手スーパー文具コーナーで約650円で購入したもので、色違い3枚、ひらがなお手本が入っていました。

画材店では、専用の筆がセットされているものと専用紙だけも販売されていました。

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  1. 水書道専用の紙
  2. 文鎮など重石になるもの
  3. 筆 墨がついていないもの
  4. 水を入れるもの(使わなくなった瓶など)
  5. 水(水道水が便利です。)
  6. 書道の下敷き
  7. 筆置き 筆が置けそうなものなら何でもいいです。
  8. 雑巾 水がこぼれたときにすぐ拭けます。
  9. 新聞紙 (書いたものを乾かしておくときに使います。) 
練習

書いたところが濃くなる。(* ̄ー ̄)f:id:rinkanoedojidai:20170921180658j:image

水の量が多かったから、「鈴」の一画目が滲んでいる。(^_^;)

そして、書き終わりから、少しずつ字が消えていく。
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おおっ。おもしろいおもしろい。q(^-^q) 5分で完全に消えるかも。(^ー^) 写真はないけど、10分で大体は消えた。(^^)

でも、ここから長かった。(;´д`)

書き出したときの水が多かったんだね。(~_~;)

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30分経った時点で、赤い○の部分に水が残っていました。

 メリット

  • 半紙を節約できる。
  • 後片付けが楽。
  • 新築や賃貸に住んでいても安心して練習できる。
  • 小さな子でもできる。
  • 半紙より丈夫
  • 途中で中断して放置しても筆が固まらない。
デメリット
  • 墨と水分のバランスを気にする練習には向いていない。
  • 枚数を用意しないと乾くまで待つことになるので、次々練習ができない。
  • 墨がついていない筆を用意すること。
  • 書いた文字を振り返りにくい。
感想

苦手な部分を徹底的に次々書いていく練習や複数枚用意して、ゆっくり書いていく練習に適していると思います。そして、デメリットの消えていくのが嫌なときは写真を撮ると残せます。

まだなら、試してみませんか?

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写真素材 ぱくたそ
次回は、「色紙に書いてみよう」です。どうなるかな?(^_^;)

 

秋の題材(約50秒で読める)

秋の題材編

こんにちは。下手の横好き。何度やめても書道をしている凛香です。筆を置いているときは題材を考えることにします。

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写真素材 ぱくたそ

ヒントがあれば、幸いです。

ひらがな(4文字以内)

「あき」「くり」「つき」「もみじ」「かえで」「いちょう」「いね」「いなほ」「すすき」「とんぼ」「おちば」「すすき」「あざみ」「ゆうやけ」「どんぐり」「すずむし」

漢字と送りがな

「赤とんぼ」「夕焼け」「枯れ葉」「亀ハメハ」←書いてみたかっただけ。しかも、季節関係ないし、カタカナが入っている?(^ー^)

○○の○

組み合わせ次第で何通りにもなります。文字数や難易度が上がっていきますね。

漢字 

「秋」「長月」「鈴虫」「紅葉」「楓」「十五夜」「栗」「月見」「稲穂」「彼岸花」「秋桜」「収穫」「果実」「豊作」「葡萄」「影法師」「月見団子」

地名

実用的。のしや年賀状の宛先も怖くないですね。(^^)v

百人一首

少し難易度を上げたいとき。句の数が多いので、抜粋しました。


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写真素材 ぱくたそ

  • ちはやふる 神代も聞かず龍田川 からくれない(い は旧字体)に水くくるとは 在原業平朝臣(ありわらのなりひらあそん)
  • 秋の田の かりほのいほ(いお)のとまをあらみ わが衣では露にぬれつつ 天智天皇(てんじてんのう)
  • 吹くからに 秋の草木の しおるれば むべ山風を あらしといふ(う)らむ(ん) 文屋康秀(ふんやのやすひで)
  • 月見れば 千々にものこそ悲しけれわが身ひとつの秋にはあらねど 大江千里 (おおえのちさと)
  • み吉野の 山の秋風 小夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり 参議雅経(さんぎまさつね)

 

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写真素材 ぱくたそ

秋の夜長。お気に入りの一首をいつもと違う和紙に書いてみるのも味があると思いませんか?(^^)

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写真素材 ぱくたそ

次回は、水書道です。(^^)