洗濯で落ちる(30秒から1分で読めます。)
書の練習の後片付けが大変ということありませんか?
墨を洗濯で落としたい
練習中や片付けている最中に、「よりによって何でこんなところに付いてるんだ?」っていうとき。
写真素材 ぱくたそ
卵の黄身なら、もみ洗いで落ちますが、服についてしまった墨は洗濯しても落ちないですね。
千年以上の時を経て、出土された木簡の文字も、しっかり残るほどなのが墨。
「洗濯で落ちる墨液です」
これを使うと安心。画材店や文具店の他に、スーパーマーケットの学童用品や文具コーナーにもありました。お値段は1コインでお釣りがくる程度です。
ほのかに、ナフタレンの香りがします。
遅れながら、この墨液で書き初め。
書き心地は?
粘りはなく、さらさらしています。一般的な墨液より水分多めです。
しっかり、黒。一般的な墨汁と変わらない気がします。
今年は「健康」画数多いですね。運筆はともかく、気合いだけは一瞬いれました。
写真素材 ぱくたそ
余分な墨を落とさないと滲みます。初めの一枚は一画目がにじんでしまい、字がつぶれてしまいました。二枚目は、恥ずかしながら漢字の間違い。どこを間違えたかは、ご想像にお任せします。
すき間時間や初心者の練習にはもってこいの墨液。
墨を摺って上質な半紙に書くのをフォーマルだとすれば、洗濯できる墨液で練習用紙に書くことは、カジュアルかもしれません。
筆を洗うときに、筆を水の入った瓶に入れると青みが強い黒に。手についた墨液は黒というより紺色でした。ハンドソープ等で洗えば落ちます。
写真で見ると、コーヒーに見えますね。でも、飲めません。家族がいらっしゃる方は、誤飲しないようお気をつけください。
ちょっと、気軽に筆が持てそうになりましたか?