そうだ!書道しよう

書道を何度止めても気づけば筆を持ってしまう不器用人間のブログ

色紙に書いてみよう(1分で読める)

こんにちは。色紙に書くのは次回にします。m(__)mさて、一気に秋が深まりました。暴風や暴雨で行楽日和はどこへやらですが、芸術の秋。今回は色紙に書く前段階です。

色紙に書いてみる(前編)

色紙は、真っ白なものからイラストや写真がプリントされた用途別ものなど種類が豊富ですね。多目的で使える色紙を用意しました。(^^)100円ショップで購入。

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写真素材 筆者

なぜ書くか

書く目的ですね。これが決まれば、作品の題材やイメージが見えてくると思いませんか?

自己表現

インスピレーションや考え伝えたいことを客観的に見える形にする手段の1つだと思います。自己満足と言えばそうかもしれません。

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写真素材 ぱくたそ

作品展 

作品展に出品するなら、どのような作品展なのか趣旨と規定を把握します。

申し込み、締め切り、出品料、展覧会期、題材の内容、寸法、送料、送付方法、返却の有無など。細かい規定が苦手なら、頼れる人に読んでもらって説明してもらえるのがいいですね。

「せっかく作ったのに出せないっ(>_<)」となるのは、悲しいですね。

部屋に飾る

さて、部屋のどこに飾るのか?リビングですか?自分の部屋ですか?玄関ですか?インテリアにもなりますね。

表現方法は十人十色。個人で楽しむには、何でもよいと思いますが、書いたら捨てない限り残ります。ということは、自己表現でも誹謗中傷や公序良俗に反しないものが妥当だと思います。

プレゼントする

私は、寄せ書き以外を家族以外に色紙をプレゼントするのはハードルが高いと思います。

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写真素材 ぱくたそ

たとえ、渾身の一作であっても、くれぐれも、片想いや恋人に詩をプレゼントするのは避けた方が良さそうです。受け取っても、保管に困り、押し入れの奥に押し込められるか捨てられる可能性大です。(>_<)

「それでもいいんだ!」というあなたはどうぞ。あなたの意思で。

色紙ではなく、一言メッセージくらいのミニレターの方が伝わると思います。(^^)

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写真素材 ぱくたそ

とはいうもののちょっぴり背伸びをしてみたくなったり、アウトロウな表現に憧れたりした時期がありました。・・・・・・。(・・;)

 すごく真面目なのが苦手なんですよ。(*_*)
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写真素材 ぱくたそ

何をどう書くか?作品ができたらどうしたいですか? 

次回は「色紙に書いてみる(後編)」 

 

   

 

水書道(約1分で読める)

こんにちは。苦手ができるようになると嬉しいと思いませんか?(^ー^)

今回は水書道

苦手な部分を新聞紙が真っ黒になるまで練習したのが懐かしいです。今も新聞紙使いますよ。でも、黒すぎて見えにくくなります。(^_^;)

そんなとき、墨汁や半紙より、準備も後片付けも楽な水書道はいかがでしょうか?

用意するもの

写真の専用紙は、大手スーパー文具コーナーで約650円で購入したもので、色違い3枚、ひらがなお手本が入っていました。

画材店では、専用の筆がセットされているものと専用紙だけも販売されていました。

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  1. 水書道専用の紙
  2. 文鎮など重石になるもの
  3. 筆 墨がついていないもの
  4. 水を入れるもの(使わなくなった瓶など)
  5. 水(水道水が便利です。)
  6. 書道の下敷き
  7. 筆置き 筆が置けそうなものなら何でもいいです。
  8. 雑巾 水がこぼれたときにすぐ拭けます。
  9. 新聞紙 (書いたものを乾かしておくときに使います。) 
練習

書いたところが濃くなる。(* ̄ー ̄)f:id:rinkanoedojidai:20170921180658j:image

水の量が多かったから、「鈴」の一画目が滲んでいる。(^_^;)

そして、書き終わりから、少しずつ字が消えていく。
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おおっ。おもしろいおもしろい。q(^-^q) 5分で完全に消えるかも。(^ー^) 写真はないけど、10分で大体は消えた。(^^)

でも、ここから長かった。(;´д`)

書き出したときの水が多かったんだね。(~_~;)

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30分経った時点で、赤い○の部分に水が残っていました。

 メリット

  • 半紙を節約できる。
  • 後片付けが楽。
  • 新築や賃貸に住んでいても安心して練習できる。
  • 小さな子でもできる。
  • 半紙より丈夫
  • 途中で中断して放置しても筆が固まらない。
デメリット
  • 墨と水分のバランスを気にする練習には向いていない。
  • 枚数を用意しないと乾くまで待つことになるので、次々練習ができない。
  • 墨がついていない筆を用意すること。
  • 書いた文字を振り返りにくい。
感想

苦手な部分を徹底的に次々書いていく練習や複数枚用意して、ゆっくり書いていく練習に適していると思います。そして、デメリットの消えていくのが嫌なときは写真を撮ると残せます。

まだなら、試してみませんか?

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写真素材 ぱくたそ
次回は、「色紙に書いてみよう」です。どうなるかな?(^_^;)

 

秋の題材(約50秒で読める)

秋の題材編

こんにちは。下手の横好き。何度やめても書道をしている凛香です。筆を置いているときは題材を考えることにします。

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写真素材 ぱくたそ

ヒントがあれば、幸いです。

ひらがな(4文字以内)

「あき」「くり」「つき」「もみじ」「かえで」「いちょう」「いね」「いなほ」「すすき」「とんぼ」「おちば」「すすき」「あざみ」「ゆうやけ」「どんぐり」「すずむし」

漢字と送りがな

「赤とんぼ」「夕焼け」「枯れ葉」「亀ハメハ」←書いてみたかっただけ。しかも、季節関係ないし、カタカナが入っている?(^ー^)

○○の○

組み合わせ次第で何通りにもなります。文字数や難易度が上がっていきますね。

漢字 

「秋」「長月」「鈴虫」「紅葉」「楓」「十五夜」「栗」「月見」「稲穂」「彼岸花」「秋桜」「収穫」「果実」「豊作」「葡萄」「影法師」「月見団子」

地名

実用的。のしや年賀状の宛先も怖くないですね。(^^)v

百人一首

少し難易度を上げたいとき。句の数が多いので、抜粋しました。


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写真素材 ぱくたそ

  • ちはやふる 神代も聞かず龍田川 からくれない(い は旧字体)に水くくるとは 在原業平朝臣(ありわらのなりひらあそん)
  • 秋の田の かりほのいほ(いお)のとまをあらみ わが衣では露にぬれつつ 天智天皇(てんじてんのう)
  • 吹くからに 秋の草木の しおるれば むべ山風を あらしといふ(う)らむ(ん) 文屋康秀(ふんやのやすひで)
  • 月見れば 千々にものこそ悲しけれわが身ひとつの秋にはあらねど 大江千里 (おおえのちさと)
  • み吉野の 山の秋風 小夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり 参議雅経(さんぎまさつね)

 

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写真素材 ぱくたそ

秋の夜長。お気に入りの一首をいつもと違う和紙に書いてみるのも味があると思いませんか?(^^)

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写真素材 ぱくたそ

次回は、水書道です。(^^)

夏休み宿題やばい。課題候補(2分で読める)

宿題やばい!助けてー!って人いませんか?(((^_^;)※超急ぎは、低学年~中学年からお読みください。

 ここは書道について。書道で自由課題なら、終わるお手伝いをします。さあ、汗と涙をふいて、筆をもって。(^_^)

候補テーマ

「夏らしく」文字数を1文字から4文字。

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写真素材 ぱくたそ

選ぶポイント
  • 鉛筆で書いたときに書ける文字。だって、時間がないんですから。
  • 文字数と画数が少ないもの。

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写真素材 ぱくたそ

⭐低学年~中学年
「くも」「なつ」「にじ」「すいか」「まつり」「ひまわり」「きゅうり」「くじら」「あさがお」「くらげ」「うみ」「はなび」「かもめ」「かいがら」「わたあめ」「きんぎょ」「かぶと虫」
⭐中学年~高学年「かき氷」「海」「雷」「花火」「夏山」「夜空」「海岸線」「入道雲」「夏祭り」「天の川」「せみの声」「貝がら」「残暑」「綿あめ」「金魚」
⭐中高生ですと!?

国語辞典、漢和辞典、ことわざ辞典引いてください。って、そんな暇ないって?

それなら、画数が多いぞ。心してかかれ。(^_-)

季節に関係なく青春?

「乙女」「愛」「初恋」「恋心」「告白」「純粋」「友情」「団結」「協力」「挑戦」「仲間」「質実剛健」「切磋琢磨」「瑠璃色」「電光石火」「青天の霹靂」

地味にネタがある?

「三十五億」「空前絶後」「一朝一夕」「一石二鳥」「棚からぼた餅」「焼肉定食」「冷やし中華
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写真素材 ぱくたそ

どうしよう?

  • 半紙がない?文具店に行けない?近くのコンビニ、スーパー、100円ショップへGO!
  •  半紙があるなら、まだ、10分はある?じゃ、息をはいて、吸って、落ちついて。落ち着かせて。「だいじょうぶ。できるよ。」って自分を信じるんだ。

 道具を出す→墨をつける→書く

※注意 扇風機を使っているときは、風で半紙が飛ばないように、乾かしている半紙の上にも重りになるものを置きましょう。せっかく書いたのに、台無しになるのは悲しいですね。1枚は、変でもいいので完全に新聞紙の上などで乾かします。だって、時間がないから。(^_-)時間が許すまで、書いて並べて乾かしていきます。

いざ、準備

大きなクリアホルダーがあればいいのですが、ないときは新聞紙にはさんで、折ってケースに入れるのもいいですが、できれば、くるくる丸めて輪ゴムで止めて、作品が濡れないようにビニール袋に入れましょう。(^^)

荷物の一番上にして、つぶれないように。

 いってらっしゃい。(^-^)/

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写真素材 ぱくたそ

 来年は計画的に。

 

「の」を書く(約1分で読める)

 何かと、ぬるっとしないでメリハリつけて!って注意される凛香です。(°∀°);

 「の」を書きます。

何だとぉ~。( ̄^ ̄)のっぺりしてるし、ひょろいだって!?そんな声が聞こえた。
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 最後の最後に一瞬筆運びを迷ったのです。気の迷い。・・・・・・頑張ります。^_^;

 いろいろな「の」

さて、下の写真の6つの「の」の違いが明らかですね?

自称弟子『しなもん』に「の、ばっかり!」だと言われました。変なのもあるけど、全て「の」に見えるらしい。

 さて、この中で、理想の「の」に近いのはどれでしょう? 

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筆の運び方で検証してみます。

☆1 右上。


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手前に筆を倒して書きました。

「鉛筆やペンならかけるのに、毛筆は書きにくい」という原因はこれ。

 途中から毛先が進行方向に向いてしまい穂先からねじれてきます。

 

☆2 右上二番目。


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 筆を奥に倒して書きました。初めから穂先が進行方向と逆。なので、とてもコントロールしにくく、このまま書くとはみ出すので止め、中途半端に。

 

☆3 右側下。


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 のっぺりした印象。手首を動かし、半紙をえぐるように書きました。途中から毛先が文字の外側の方を向いているので、外側の線がガタガタしています。

 

☆4 
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左上。筆を根本まで全てべたっとつけて書きました。力強い太い線になりました。気合いは入ってます。芸術的な感じ?

 

☆5 左側二番目。


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筆を立てて、筆先3分の2くらいまで使って書きました。後半から捻れてきました。払うときは穂先が半回転しています。

 

☆6 左下。


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 書き出してすぐ方向を迷いました。修正しようとしたらバランスが崩れました。筆先3分の1だけを使いました。全体の線が細いです。

 

穂先と穂尻に気をつけてみる

穂先は筆の先。穂尻は筆の付け根。

※筆の毛の向きを△のような赤で書いています。


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ポイント

1 半紙に優しく筆を置き、滑るように下り止め。→矢印の「ココ」ポイントで、筆を立て止まり、穂先の方向を変える。

2 そして、ちょっと水溜まりを跳ねるイメージで少し力を抜いて向かって左へ。ゆっくり進む。

3 →矢印「シュー」ポイントの終筆は、飛行機が離陸するように上げていくイメージです。

 (((^^;)飛行機はとんでもなく早いじゃないかって⁉
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 写真素材 ぱくたそ

 メリハリ大事ね。これで、あなたの「の」も変わるわ。(* ̄ー ̄)

落書きしてみる(約50秒で読める)

暑さのあまりに集中力が切れ、切れ味のいいピーラーで指の先端を削いでしまった凛香です。(;´д`)不器用だって忘れてた。(>_<)

落書きしよう

どんなときに落書きをしますか?何を書いたり描いたりしますか?

用意するもの

・半紙または新聞紙・筆・墨または墨汁・硯・書道用下敷き・文鎮または重石

 へのへのもへじ

『知ってる。』って?集中できない時に「へのへのもへじ」を描いたことありませんか?これを考えた人は、すごいですね。o(^o^)o

 
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筆者の書いた「へのへのもへじ

 「おお。文字だけで顔に見える!」考えたの私じゃない。(^^)

 意識して書いてみる

 「おりゃー」と豪快にそして芸術的に、気の赴くままに硯にむかってもいいと思います。でも、ここでは小さなスペースで筆にも半紙にも優しく書くことにします。(^^)

  1.  完成させたい落書きの全体をイメージしてみる。
  2.  墨の量を調整する。
  3.  どのような線や点なのか?
  4.  つけるのか?止めるのか?はねるのか?はらうのか?
  5.  姿勢は正しいか? 
集中するためのスイッチ

 「さあ、書道の時間です!」と言われて、すぐに練習に取りかかれたり、課題を書けるなら、落書きしなくてもいいんですよ。

 でも、ストレスを発散すると、集中力が格段にアップします。私は、0が徐々に1になる程度ですが「ない」から「ある」になるのは大きな変化です。

 授業や書道教室では、先生にしたがってください。(^-^)

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筆者

  ラーメンに入っている「なると」みたいなはなまる。ぐるぐる~🌀ぐるぐる~

 楽しくなってきたかも?

  さて、落書きも上手いことに超したことはありませんが、上手くなくてもいいと思います。落書きですから。 (*^^*)

 ほんのちょっぴりでもハードルが下がりましたか?

 

 

 

ぐるぐる(30秒で読める)

ぐるぐる

ぐるぐるといえば「かたつむり」「トンボのめがね」「くるまのタイヤ」「はなまる」など身近な所にありませんか?

 私は急に立つと世界がぐるぐる。( ̄▽ ̄;)

 イメージしてみる

 さて、筆は丸を描いた時と同じように、キツネのしっぽがついてくる感じをイメージします。梅雨入りしたので、「かたつむり」にしてみました。

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筆者 

自称弟子がいる場合
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自称弟子『しなもん

 超マイペース超プライドが高い自称弟子しなもん。ひらがなを硬筆で字の練習は大嫌い。

訂正→硬筆でひらがなの練習は大嫌い。

理由は「せっかく書いたのに間違えると消しゴムで消すことになるから。」らしい。「墨は消えないからいい。」って。

 消したくても消せないんだってば!( ̄^ ̄)

 「やる!」と意気込みは十分。

 しっぽがついてくるイメージを伝えましたが、「あー動物園にいるヤツね。」とちょっとエラそう。(((^^;)

 「描きたいようにやるから!」と筆を逆方向に押し進めてぐるぐる。楽しいらしいけれど……。筆の角度が斜めのままなので、穂先の方向に進んでいました。何てこった。筆が、筆がぁ!!(;´д`)

しなもん』「楽しい!」

 楽しいことはいいことだと思いますが、私、人の話を聞いてるのか謎な自称弟子『しなもん』にモヤッとしています。「聞いてるよー。」って、ええモヤッと。

  さておき、ぐるぐるの絵を描くと面白いです。ぐるぐる~ぐるぐる~。楽しいよ。

……字が書きたくなってきた?

 

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写真素材 ぱくたそ

 

次回は「落書き」します。